M House (atelier)

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M House (atelier)

静寂の中で創作を愉しむアトリエ兼セカンドハウス

静寂の中で創作を愉しむアトリエ兼セカンドハウス

Furniture & Goods, Interior design | April,2025

週末の静けさに包まれた施主のためのアトリエ兼セカンドハウス。公園の緑と満開の桜を望みながら、創作と家族との時間を大切に過ごせる場所です。洞窟のような籠り感とホテルの上質さを融合し、ポストモダンビンテージの遊び心を取り入れた心地よい空間を実現しました。

Situation

音と光と、創作のための余白

この空間は、施主が思い描いた“週末の理想の時間”をかたちにしたものです。
セカンドハウスには、創作に集中できるアトリエを。夜にはカウンターでお酒を楽しみながら、真空管アンプから流れる音楽に耳を傾ける——そんなシーンを想定して設計を進めました。
シャワールームには深緑のタイルを用い、まるで洞窟のようなアングラな雰囲気を演出。空間全体に漂う静けさと素材の手触りが、日常と非日常をゆるやかに行き来させてくれます。

Concept

包まれ感と上質さを叶えた居心地の場

創作とくつろぎが自然に調和する空間を目指しました。
施主の希望した洞窟のような包まれ感とホテルのような上質な快適さを融合し、五感に寄り添う居心地を大切にしています。
ポストモダンビンテージを基調に家具や雑貨を厳選し、遊び心と落ち着きを両立。
真空管アンプの澄んだ音色や偏光フィルムを通した柔らかな自然光、質感豊かな素材が調和し、日々の中に静かな時間が流れます。
家族と共に創作に向き合う、心地よい居場所となっています。

What We Produced

玄関を彩る、静かな存在感

玄関に足を踏み入れると、赤い照明が視線を引き寄せます。
ラフに仕上げた躯体の質感と、丁寧にデザインされた照明が生むコントラストが、空間に静かな緊張感と印象的なアクセントを添えています。

玄関に足を踏み入れると、赤い照明が視線を引き寄せます。
ラフに仕上げた躯体の質感と、丁寧にデザインされた照明が生むコントラストが、空間に静かな緊張感と印象的なアクセントを添えています。

リビングへ続く象徴的なダイニングテーブル

奥のリビングへ自然と視線が抜けていくように設えたダイニングテーブル。
空間の素材に合わせ、モールテックスで仕上げることで、スケルトンの構造とも馴染む質感にしました。
シンプルながら、空間全体の軸となるような存在に仕上がっています。

奥のリビングへ自然と視線が抜けていくように設えたダイニングテーブル。
空間の素材に合わせ、モールテックスで仕上げることで、スケルトンの構造とも馴染む質感にしました。
シンプルながら、空間全体の軸となるような存在に仕上がっています。

Team

Project Management: Minato Goto (CŪMA)

Project Management: Minato Goto (CŪMA)

Design Direction:Masayuki Sakurai (CŪMA) , Masaki Kan (Kakitate)

Design Direction:Masayuki Sakurai (CŪMA) , Masaki Kan (Kakitate)

Interior Design:Masaki Kan (Kakitate)

Interior Design:Masaki Kan (Kakitate)

Construction:Beans

Construction:Beans

Sound system:Komatsu Sound Lab 

Sound system:Komatsu Sound Lab 

Green:en landscape design

Green:en landscape design

Furniture & Lifestyle Goods Select:Masayuki Sakurai (CŪMA)

Furniture & Lifestyle Goods Select:Masayuki Sakurai (CŪMA)

Photo:Daisuke Shima (ad hoc)

Photo:Daisuke Shima (ad hoc)

Property Data

間取り:3LDK

延床面積:120.82㎡

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