
Furniture & Goods, Interior design, Exterior design | July,2018
Situation
施主とデザインへのこだわりを共有し、共に創り上げた空間
Concept
「洗練された西海岸スタイルとアートが融合する、心地よい空間」
What We Produced
外壁にも、さりげない美意識を
光に満ち溢れた玄関
リビングへと続く開放感
バルコニーへと続く、白い余白
白の美しさが引き立てる家具の存在
やわらかな光に包まれた白の空間に、木の温もり、レザーの深み、金属の静けさがそっと溶け込む。異なる質感が交わりながらそれぞれの輪郭がやさしく際立ち、静けさの中に心地よく調和が広がっていく。
家具だけでなく、暮らしの道具にも行き届く心配り
シンプルなデザインのキッチンには、木の質感が静かに映える。
カウンターには、木製のカッティングボードや日々の手仕事に寄り添う道具たちが並ぶ。
ミニマムな空間に、さりげない温かみと暮らしの個性が滲み出す。
こだわりが生み出す開放のかたち
壁を取り払い、ガラスの柵を選ぶことで遮るもののない視界が生まれる。
広がった景色が、空間にさらなる奥行きと伸びやかさを添えてくれる。
寝室から続く余白の景
オリジナルで設えたベッドが、寝室の中心で凛とした存在感を放つ。
幅広のフローリングが足元に豊かさを添え、視線の奥には白く静かに抜ける洗面の気配。
余計な装飾を排した空間に、清らかな空気が流れている。
外へとほどける、開放的な浴室
ミニマルに仕上げたモールテックスの空間に、開放的な窓が心地よく視線を導く。
厚みのあるフレームをそぎ落とし、外とのつながりを丁寧に設計。
視界と空気が自然に抜けていく、余白を感じる時間が、ゆっくりと満ちていく。
ゲストルームにも、さりげないひとさじを
カッパーの灯りがほのかに揺れる空間に、オークとナチュラルレザーのやわらかな質感が心地よく溶け合う。
異なる素材が静かに呼応し合い、控えめななかに確かな美しさが宿る。
巨大スクリーンが映す、しあわせの余韻
吹き抜けの空間に、ゆっくりと降りてくるスクリーン。
お施主様の願いが形となり、音と映像が特別な時間を心地よく満たしていく。
そのひとときは、まるで映画のワンシーンのように静かに記憶に溶け込んでいく。
夕景ににじむ、水のひかり
水盤の縁からふわりとこぼれる光が、静かに夜の訪れを告げる。
ゆれる光と海の気配が溶け合い、空間全体がほのかに染まっていく。
月明かりに寄り添うように、家具もまた、静かにんでいた。
Team
Property Data
間取り:3LDK
延床面積:345.63㎡
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